愛玩条約

先生は私を「可哀想で可愛い、痛々しくって愛おしい」と言った

かわいいって言え

蒙古襞にめやにが溜まっているのに「かわいい」みたいになってるブスが憎い。痛みを知らないその真性包茎と同じくらい不潔な目元が気に食わない。メスを入れようと思わない面の皮の厚さが許せない。(まあ、蒙古襞あるくらいだしマジで面の皮厚いんだろうなぁW)

 

「可愛くないからいい大学に行かなきゃ」「可愛くないから大企業に行かなきゃ」「可愛くないからお金を稼いでみんなに配らなきゃ」

「じゃあなんで、あの人は私よりブスなのに私よりFランなんですか?」

 

なんで客と売上しか私の可愛さを担保してくれないんですか?なんでお前は私を可愛いと言わないんですか?私よりブスなあの子には、かわいいと言い続けてくれる旦那がいるのに、なんで私にはいないんですか?もっとかわいいって言えよ、何のために尽くしてると思ってんだよ。(そういう所がかわいくないから、誰からも大切にして貰えないんだよ♡自分が1番わかってまーす♡)

 

にーちゃ

臀を鉄砲で撃たれたお兄ちゃんが最期に会いに来てくれる夢を見た。何か悪いことを暗示していないことを願う。

お兄ちゃん、一緒にいる時はベタベタしてきてうざかったし、煙草臭かったし、ありえんくらい時間拘束してきて、バイトも無理やり早上がりさせられたり「ふざけんな」と思うことも多かったんだけど.....。

 

でも安否不明になるとすごく寂しい。

 

試験期間みたいに、余計に会わなくてもよくて、こちらからは連絡を取れる時期みたいな関わり方が好きだった。

会えないことも少し寂しいけど、無事に生きてるか分からないことがすごくつらい。ここ数日は酒で眠剤をODしてやっと眠れている。にーちゃが元気でウザくないと、私はダメかも.....。なんやかんやにーちゃのこと好きだったから.....。

大好きだから絶対に許さない

息をするように約束を破る人が嫌い。

悪意を以て約束をなかったことにするのか、頭が悪くて約束したことそのものを忘却してしまっているのか、わからなけど、どちらであっても許せない。

 

約束を破られたことそのものよりも、履行できなさそうなことを約束してしまうその適当さが気に食わない。私相手ならどうせ破ってもいいと思って約束してるんだろうな、と思うとさらにムカつく。

 

私がもっとブチギレられたらいいのかな。他の女の子みたいにヒスったら言うこと聞いてくれるん?優しいから舐められて結果的に損してるのは確かなんだけど.....。

愛、示しーや

「ねぇ、私のカワイイところを100個言って」

「お~可愛いでちゅね」

「じゃなくて!セクシー!?」

「顔・髪・肌」

「あと何があった?あ〜wオッパイ、オッパイ」

「いつでも一番カワイイよ~」

「あぁ、でも、(君たちが挙げてくれたところがカワイイのは)ぶっちゃけ知ってるから、自分がカワイイって思わないところキミに好きでいてほしいんだな。ねぇ、もっとちゅ〜してよ♡」

 

自分自身、可愛くないって知ってるから、魂を可愛いって言ってほしかった。

笑顔がかわいいって、お客さん全員が言うようなこと言われても、結局君もお客さんと同じ視座から私を見てたんだなってなっちゃうし、そもそも笑顔がかわいくない女の子なんてこの世にいいから、褒めてるようで全く褒めてないと思うし……。

 

まぁでも、み……君みたいに「魂と性格以外全部好き」とか言われないだけよかったかも。これ以上の全否定の言葉はないので……。

 

好きかどうかわかるように伝えてくれないから、好きの根拠が知りたくなっちゃう。それが納得いくものであったら、普段の「好き」が伝わらなくても、ある程度は耐えられる気がするから。

 

「ぜんぶ好き」以外出口のない問いに「おっぱいです」で勝負して散れ(佐々木あらら

↑そういうことじゃないんだよ

ポツリと

清水寺の近くで夫婦湯呑を見ていた時の会話を思い出しては傷ついている。

 

「僕はいい夫婦湯呑買って、今一緒にいる女とお茶飲みまくってるけどね まろんは必要ないでしょ、今一緒にいる男、お茶を飲む文化なさそうW」

「前、家に来た時お茶を入れようとしたら『めんどくさくなっちゃった』って言われて外までお茶を買いに行かれたことあるんだよね……」

「え、ネタでからかったつもりだったんだけど…」

「夫婦湯呑、実は買ってるんだけど、食器棚から出すことなさそうだな……」

「ねえさすがに可哀想すぎる なんでそんな男と一緒になるくらい君は落ちぶれてしまったの?」

 

私は、落ちぶれたのかな……。歳をとって価値が目減りしているのは自覚しているけど……。

 

今の恋人と付き合ってから、元彼二人と、親友が心配してくれているようで、別れてもなお相手に心配をかけてしまっていることが情けなく、悲しい。

 

「今の恋人もいい所あるんだよ、優しいし」

「は?俺の方が優しいだろ」

「綺麗な顔してるし……」

「はァ〜!?もうお前マネキンと付き合えば?」

 

でも確かに、今まで相手の顔気にしたことなかったな。みんな当たり前に綺麗な顔をしていたから。

誕生日を祝ってくれる友人も恋人もいないのも、誕生日当日も汚いおじさんたちを接客するために店に出勤するのも、ヤバいでしょ。

そしてそんな人間関係を構築してしまった自分自身が1番ヤバいなって思う。

昔は神童だったから、父親から「大好きよ!」と書かれた手紙を貰ったりしていた。(7歳の頃の話です)

 

女が歳をとることはめでたくないらしいね。

梔子

友人が、友人の好きな男と旅行に行っている時、私は好きな人に約束をすっぽかされて虚無になっていた。友人達が旅行後に解散したあとまた会っている時、私は場末の店でクソ客たちの接客をしていた。

 

なぜ、ここまで天と地の差のある休日を過ごさないといけないのか、あまりの虚無感に手首を切りたくなったが、「手首を切ったら時給下げるからね」と店長に釘を刺されているので手首も切れず、無理になっていた。

 

「他人と比べるから幸せになれない」というのは一理あるけど、比べたくなくても目に入る形で自慢され続けて、一方こちらは「アレ」(言語化するとあまりにも辛くなるのでこう書きます)なのを鑑みると、惨めにならざるを得ない。

 

「デートに行きたい」とか「一度くらいは旅行に行きたい」とか、私も言えたらいいのに。断られ続けているとさらに辛くなってきて、言えなくなってしまった。

 

恋人なのに、なんでこんなに遠慮をしないといけないのか↔好きな人に負担を感じさせたくない

 

私が我慢したら、上手くまわるけど、そうしたら私って居ないのと同じじゃん…とか、くだらないゲームに割く時間があるのに私に割く時間がないのは、つまり私はそのゲーム以下のくだらない存在なんだなぁ、とか考えていたら声が出なくなったので、あーあって感じです。